SSブログ

いつものスコーンで比較実験など… [作ったお菓子]

してみましたですよ。

2010 / 3 / 15

幾つかのレシピを元にしてアレンジした最近のスコーンは、私の好きな味と食感に仕上がってくれています。
嬉しい事に、食べてくれる人達にもそれなりに評判がいいようです。


粉は強力粉とパン用米粉(グルテン添加)を半々。
米粉を入れるとしっとり・もっちり感が出るし、米の香りがほのかにするのが好きなんです。
バター等の油脂と卵は入らず、水分は生クリームとコンデンスミルクのみ。

職場でレシピを聞かれた際に、
「(コストダウンと材料を揃える手間の軽減から)強力粉のみでもよいのでは?」と付け加えたものの。
試作してみたら私のものよりパンぽくなったと聞き、私も確かめてみようと思いさっそく試作。
条件を同じにする為、強力粉+米粉と強力粉100%を半量ずつ仕込んでみました。

生地を混ぜる時の状態はそこまで違いはなし。
米粉が入ると微妙に生地の色が白い?それとふんわりとお米の甘い香りがします。



CA392712.JPG

焼いてみたのがこの写真。
膨らみの高さはそこまで変化なし。
よく見ると生地の表面のキメと引きの具合で見分けがつきます。
微妙に違いが出てきました。

焼き上がって取り出した時にすぐは見分けが付かず、「あ。どうしよ…」と立ち尽くしたのは秘密にしたい…

食べてみるとより違いがはっきりしますね。
強力粉+米粉は表面さっくりで中はしっとり、やや詰まった感じ。満足感があります。
強力粉100%は表面ざっくりで中は同じくしっとりだけど米粉に比べると軽い感じ。

聞いたほどにパンっぽいということはなかったです。
とりあえず、粉の違いだけで質が変わった訳ではなかったみたいでほっ…
後でよくよく聞いたら、加える生クリームを減らして、生地は少し捏ねていたようです。
成程。確かに、粉類にレシピどおりの液体量を入れるのは不安になるのは良く分かります。
私もべしゃべしゃになりそうな気がしていたっけ。
捏ねる(まとめる)のも、スコーンにとっては全く普通の工程。
私が出来るだけ捏ねないでさっくり仕上げるのが好きなので、違いが出たのでしょう。


同じレシピでも、作る人によって過程もアレンジも違えば味も変わるものですね。
それをよくよく実感しました。
菓子作りの基本が合っていれば、どれが正解ということではなくて。
どこにこだわりを出すかの問題なんでしょうね。









nice!(6)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。